みんなの本音シェア
~肌の悩み編 vol.1〜
けんこうサポートサービスでは、ひとりひとりの患者さんの本⾳や経験談を集め、同じ病気と向き合う仲間からの経験知をエールに変えることを⽬指して、みんなの本⾳をシェアしていきたと思います。
第1回⽬は、「冬の乾燥の季節を前に、お肌トラブルに関する悩み」について、みなさんの本⾳を調査しましたので、その結果をレポートします。
編集部コメント
半数以上の⽅が、お肌のトラブル対策に満⾜できていないようでした。スキンケアに関する製品や情報はたくさんありますが、満⾜できていない⽅のほうが多いのは意外な結果ではないでしょうか。
編集部コメント
最も多かった悩みは「乾燥肌」でした。気温、湿度が低下する冬は、外気だけでなく暖房の利用によっても空気が乾燥し、お肌のバリア機能が低下する恐れがあります。
編集部コメント
お肌トラブルに関する⼀番多い不満は、「良くなったり、悪くなったりを繰り返す」でした。
アトピー性⽪膚炎の診療ガイドラインでもスキンケアは⼤切だと述べられており1)、⽇頃から保湿剤でスキンケアを⾏うことは健やかなお肌の維持につながります。
1)加藤 則人ほか:日皮会誌131(13):2691-2777, 2021
編集部コメント
一番多い他の人に聞いてみたいことは、「どんな方法でお肌のトラブルが改善したことがあるのか」でした。
病院に⾏くほどでもないと、ユースキンクリームやケラチナミンで対処してます。
皆さんはどのようにしていますか?
編集部コメント
お肌のケアも目的によって適した成分が異なります。
肌の乾燥には、ヘパリン類似物質や尿素を配合した保湿性の⾼いケア⽤品でのスキンケアが適しています。⼀⽅、肌のバリア機能の低下には、⽩⾊ワセリンなど、肌への保護作⽤があるケア⽤品でのスキンケアが適しています。肌の状態に合わせてケア⽤品を選ぶのもお勧めです。
⽬の周り、特に上まぶたがかゆくて、⾚く乾燥している感じです。ステロイド軟膏を寝る前に薄く塗って、少し良くなったのですが、また痒くなり、同じように繰り返しています。あまり⻑く使うのは良くないと思っていますが、どうしたら良いでしょうか?
編集部コメント
まぶたに湿疹ができた場合、掻いてしまうことも多いと思います。しかし、繰り返し掻くと、⽬の病気を引き起こしてしまうこともあるので注意が必要です。⽬の周りに薬を塗るときは、肌だけでなく眼に対する副作⽤の⼼配もあるので、症状を繰り返す場合は医師に相談しましょう。
⼀⼈で背中に乳液や薬を塗る⽅法を知りたい。
編集部コメント
⾃分で背中に薬を塗るのは難しいですよね。⼿の届かない背中に、乳液や薬を塗るための孫の⼿のような「ユースキン セヌール」などの製品があります。共創未来グループの薬局でも取り扱いがあるので、お試ししてみるのも⼀案です。
コロナ禍により、手洗いやアルコール消毒をする機会が増えました。そのため、手荒れや乾燥などにつながりスマートフォンなどの指紋認証が反応しないことがあります。
何か対策方法はありますか?
編集部コメント
石鹸やアルコールを多用すると、皮膚が乾燥しすぎたり、手荒れで刺激を感じやすくなります。
手洗い後はしっかり水分を拭き取り、肌が敏感な方は「アルコールフリー(エタノール無添加)」と表示されている商品をおすすめします。
Q4 で、同じトラブルを抱える他の患者さんに⼀番聞いてみたいのは、「スキンケア以外で肌トラブルが改善した経験、対策」でした。
この結果をもとに、次回は、「お肌トラブルに関する情報はどこから入手しているか」について調査します。みなさんの本音を教えてください。
【調査概要】
調査主体:東邦ホールディングス株式会社
調査⽅法:LINE リサーチにより実施
調査対象:けんこうサポートサービスのLINE 友だち
有効回答数:459 名
調査対象⽇:2021/11/18〜2021/11/20 ⽇
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